7月の給食紹介
〇7月2日(火) パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・ポテトサラダ・コーンスープ
今月のめあては、「夏の食生活について考えよう」です。暑い夏を元気に過ごすために、気をつけることが三つあります。一つ目は、「朝・昼・夕の食事をきちんと食べましょう」です。特に、一日の元気のもとになる朝ごはんが大切です。二つ目は、「冷たいものを食べすぎないようにし、のどがかわいたらお茶や牛乳を飲みましょう」です。三つ目は、「好き嫌いしないでバランスのよい食事をしましょう」です。毎日の給食も残さず食べて、元気に過ごしましょう。
〇7月3日(水) ご飯・牛乳・ビビンバ・トックスープ
今日は「ビビンバ」の話をします。ビビンバは韓国料理の一つです。韓国料理は、たっぷりの野菜・にんにく・ごまなど体によい食品を取り入れ、医食同源の考えに沿ったものが多いです。医食同源とは、日頃からバランスの取れた食事をとることで病気を予防しようという意味の四字熟語です。今日のビビンバは日本でもなじみのある料理ですが、韓国では「ビビンパ」と発音します。「ビビン」が混ぜるという意味で、「パ」がご飯です。また、トックスープも韓国料理の一つです。今日は韓国料理のビビンバとトックスープを味わっていただきましょう。
〇7月4日(木) パン・牛乳・野菜コロッケ・ラタトゥイユ・ミネストローネ・いちごとりんごのジャム
今日は、ラタトゥイユに入っている「ズッキーニ」の話をします。夏が旬のズッキーニは、見た目はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。フランス料理やイタリア料理の食材として知られていて、実と花のどちらも食べられます。日本へは、40年ほど前から出回り、現在では主に宮崎県や長野県で作られています。今日は、夏野菜と一緒にオリーブ油やガーリックで煮込んだ「ラタトゥイユ」に入っています。元気に過ごすために残さずいただきましょう。
〇7月5日(金) 「七夕献立」ご飯・牛乳・さばの甘辛焼き・茎わかめの炒めもの・七夕汁・七夕ゼリー・ひじきのりの佃煮
今日は、「七夕献立」の話をします。七夕は、「年に一度、7月7日の晴れた夜に天の川で彦星と織姫が会える日」といわれています。今日の給食は、天の川に見立てた「そうめん」と、星に見立てた「オクラ」を入れた「七夕汁」です。オクラは、夏が旬の野菜で、切り口が星の形に見えるのが特徴です。また、星の形をしたゼリーが入っている七夕ゼリーもついています。七夕にちなんだ献立を楽しくいただきましょう。
※今日の給食には6月24日に一部、提供できなかった給食の補完としてひじきのりの佃煮が付いています。
〇7月8日(月) 「古都ならの日」ご飯・豚肉の塩こうじ炒め・奈良漬きんぴら・じゃがいものみそ汁・大和茶カップケーキ
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。奈良漬はその名の通り奈良県が発祥の伝統食品です。塩漬けにした野菜を酒かすに漬けた漬物です。白瓜で作られたものが有名ですが、なすやきゅうり・すいかなどでも作られています。今日は、奈良漬をきんぴらに入れています。また、大和茶を使った大和茶カップケーキもついています。奈良県のおいしい食材を味わっていただきましょう。
〇7月9日(火) パン・牛乳・フィッシュアンドチップス・キャベツのソテー・ガーリックスープ・黒豆きなこクリーム
今日は、「ガーリックスープ」の話をします。ガーリックスープは、にんにくを風味豊かなスープに仕上げた料理です。ガーリックはにんにくのことで、当時にんにくは薬として食べられていました。その後、ヨーロッパで調味料として使われ始めました。庶民の間でにんにくを使った料理は夏バテ予防にもなることから、スタミナ料理として食べられていました。ヨーロッパで古くから食べられてきた「にんにく」を使ったガーリックスープを味わっていただきましょう。
〇7月10日(水) ご飯・牛乳・タコライス・スライスチーズ・ボイルキャベツ・かきたまスープ・冷凍みかん
今日は「タコライス」の話をします。「タコライス」はメキシコのタコスという料理が由来です。タコスの具材のひき肉・チーズ・レタス・トマトをご飯にかけて食べる沖縄で生まれた料理です。本場メキシコではピリ辛のカレーに似たような味ですが、今日はみなさんが食べやすいようにアレンジした味になっています。ご飯の上にボイルキャベツ・タコライスの具を乗せ、その上にちぎったスライスチーズを乗せてタコライスを完成させていただきましょう。
※今日の給食には6月24日に一部、提供できなかった給食の補完として冷凍みかんが付いています。
〇7月11日(木) パン・牛乳・肉だんご・こんにゃくラーメン・チョコクリーム
今日は「こんにゃく麺」の話をします。今日のラーメンに入っている麺はこんにゃくで作られています。こんにゃく麺は小麦粉で作られた普通の麺とは違い、時間がたっても伸びないのが特徴です。また、こんにゃく麺に使われているこんにゃくにはおなかの調子を整えてくれる食物せんいがたくさん入っています。よくかんでいただきましょう。
〇7月12日(金) ご飯・牛乳・チキンカレー・福神漬・フルーツミックスゼリー
今日は、みんなが大好きな「カレー」の話をします。みなさんはカレーの種類がどれくらいあるか知っていますか?給食だけでもたくさんの種類のカレーが登場しますね。豚肉を使ったポークカレー、牛肉を使ったビーフカレー、ひき肉を使ったキーマカレー、汁気が少なく、大豆を使ったビーンズドライカレー、夏野菜を使った夏野菜カレーもありますね。また、カレーはご飯の上にかけるだけでなく、うどんを入れ、カレーうどんにしたり、パンの中に入れて、カレーパンにしたりします。今日のカレーは鶏肉を使ったチキンカレーです。味わっていただきましょう。
〇7月16日(火) 減量胚芽パン・牛乳・イタリアンスパゲティ・ボイルサラダ・プリン
今日は、「胚芽パン」の話をします。胚芽は、小麦の粒の中のとても小さい部分ですが、成長して芽になるための栄養がたくさんあり、ビタミン・ミネラル・食物せんいなどが入っているので、体の調子を整えてくれます。栄養がたくさん入っている胚芽ですがそのまま食べるのではなく、食べやすいようにパンやクッキーなどに混ぜて食べることが多いです。栄養たっぷりの胚芽パンを味わっていただきましょう。
〇7月17日(水) ご飯・牛乳・いわしのさっぱり煮・青菜の煮浸し・豚汁
今日は、「いわし」の話をします。いわしは、いたむのが早いことや他の魚に食べられる弱い魚であることから『弱し』と呼ばれていました。体が小さい頃は「しらす」といわれ、給食でもよく使われるしらす干しになります。成長すると、10cm~20cmほどになり、世界各地の陸に近い海で群れになって泳いでいます。今日は酢を使ってさっぱり煮にしています。味わっていただきましょう。
〇7月18日(木) パン・牛乳・揚げぎょうざ・バンバンジー・もずくスープ
今日は、「バンバンジー」の話をします。バンバンジーは中国の四川地方の料理で、漢字で「棒棒鶏」と書きます。棒という字が使われているのは、蒸して固くなった鶏肉を棒でたたいて軟らかくしたからだそうです。日本では、さらにきゅうりやクラゲなどを加えることもあります。今日は、鶏肉のささみと旬のきゅうりや白ねぎ・糸かんてんが入ったバンバンジーです。ごまみそドレッシングをかけてよくかんでいただきましょう。
これで1学期の給食は終わりです。2学期も楽しみにしててくださいね。