〇 4月の献立
〇 今日の給食(4月)
4月25日(金)
ご飯・牛乳・さばのしょうが煮・切り干し大根の煮つけ・えのきたけのみそ汁
今日は、「切り干し大根」の話をします。切り干し大根は、もともとは秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて太陽の光にあてて作りますが、現在では機械で乾燥させて作ることが多くなっています。このように、乾燥させて水分を抜いたものを「乾物」といいます。長い間保存することができ、おなかの調子を整える食物せんいや、骨や歯を丈夫にするカルシウムもたっぷり含まれています。今日は油揚げや、にんじんと一緒に煮つけにしています。残さずいただきましょう。
4月24日(木)
パン・牛乳・鶏肉の唐揚げ・チーズポテト・ガーリックスープ・アセロラゼリー
今日は、「ガーリック」の話をします。ガーリックはにんにくのことで、昔から世界中で食べられており、中華料理やイタリア料理では欠かせない野菜です。にんにくには、いろいろな栄養が含まれており、疲労回復・免疫力アップ・血行促進などが期待できます。また、強い殺菌作用があり、かつては薬として利用されてきました。今日は、にんにくを入れた「ガーリックスープ」です。味わっていただきましょう。
4月23日(水)
ご飯・牛乳・だしまき卵・新じゃが煮・手作りふりかけ
今日は、「新じゃがいも」の話をします。じゃがいもの産地と言えば、北海道を思い浮かべる人も多いと思いますが、春の新じゃがいもの産地は、意外かもしれませんが長崎県や鹿児島県などです。食感はしっとりとしていて、指でもめくれるほどの薄い皮なので、皮付きで料理をすることもあります。また、水分量が多いので煮崩れしにくく、煮物にむいています。今日は旬の新じゃがいもを使って、豚肉と玉ねぎ・にんじん・糸こんにゃくを砂糖としょうゆで味付けをしています。新じゃが煮を味わっていただきましょう。
4月22日(火)
減量パン・牛乳・ミートソーススパゲティ・菜の花サラダ・ブルーベリークレープ
今日は、「菜の花」の話をします。春の訪れを伝える菜の花は、暖かくなると小さな黄色い花を咲かせます。菜の花が一面に咲いた菜の花畑は、とてもきれいです。日本では昔から、やわらかい茎や葉だけでなく、花のつぼみを丸ごと食べられる「花野菜」として好まれてきました。菜の花は、味と香りを生かし、天ぷらや炒め物・煮びたし・あえ物など、いろいろな料理に使われています。菜の花には、病気に負けない体をつくるビタミンや、おなかの調子を整える食物せんいがたくさん含まれています。今日は、菜の花をキャベツ・にんじんと一緒にサラダにしました。季節の野菜が入ったサラダを味わっていただきましょう。
4月21日(月)
ご飯・牛乳・あじフライ・浦上そぼろ・じゃがいものみそ汁
毎月19日は、食育の日です。昨年度に引き続き、「給食で全国味めぐり」と題して、日本の様々な地域の郷土料理が食育の日に登場します。今月は長崎県の郷土料理です。浦上そぼろは長崎県の浦上地区発祥の郷土料理で、ポルトガルの人が肉を食べる習慣のなかった長崎県の人たちに豚肉を食べさせようと作られたのが始まりと言われています。名前にそぼろとついていますが、ひき肉は使わず、豚肉を細切りにして、食材と一緒に炒めるのが特徴です。また、長崎県はあじの漁獲量が日本で一位です。長崎県の郷土料理を味わっていただきましょう。
4月18日(金)
ご飯・牛乳・ハンバーグのてり煮・にんじんしりしり・豆腐のみそ汁
今日は、「にんじんしりしり」の話をします。にんじんしりしりは沖縄県の郷土料理です。「しりしり」とは、沖縄県の言葉で「細切り」という意味で、にんじんを細く切り炒めて作ります。沖縄県では家庭によって、にんじんしりしりに入れる材料や味が違います。にんじんにはカロテンが多く含まれ、目のはたらきを助けたり、病気から体を守ってくれたりします。また、油と一緒に料理をすることで、カロテンの吸収がよくなります。栄養がたっぷり入っているにんじんしりしりを残さずいただきましょう。
4月17日(木)
パン・牛乳・チキンカツ・キャベツとコーンのソテー・コンソメスープ
今日から1年生の給食が始まりました。お友達といっしょに楽しくいただきましょう。
今日は、旬の野菜「キャベツ」の話をします。キャベツは土の上にできる野菜で、40枚から50枚ぐらいの葉が重なって球のように大きくなります。そのように成長するのは、葉にしっかりと水分を蓄えるため、そして太陽の強い日差しから花の芽を守るためと言われています。今日の給食に使っているキャベツは春に採れたものなので、「春キャベツ」と言います。春キャベツは、葉の巻きがふんわりとしていてやわらかいのが特徴です。おいしくいただきましょう。
今日から1年生も給食が開始。小学校の給食のお味は? いっぱいたくさん食べてくださいね!
4月16日(水)
ご飯・牛乳・豚肉のしょうが炒め・奈良あえ・かきたま汁
今日は、「奈良あえ」の話をします。奈良あえは、しょうゆと砂糖で煮込んだ具材と奈良漬をあえた料理です。奈良県は清酒の発祥地であり、酒を絞ったあとに残る酒かすを使って、うりやきゅうりなどの野菜を漬けたものが奈良漬です。今日は、こんにゃく・油揚げ・にんじん・かんぴょう・干ししいたけを甘辛く煮たところに奈良漬を混ぜ合わせています。奈良県の伝統食品、奈良漬を使った郷土料理を味わっていただきましょう。
4月15日(火)
パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・ごぼうサラダ・アスパラ入りクリームシチュー
今日は、「アスパラガス」の話をします。アスパラガスには、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。グリーンアスパラガスは、太陽の光をたくさんあびて育ちます。ホワイトアスパラガスは、芽が出たらすぐに土をかぶせて、太陽の光を当てずに育てます。アスパラガスは、炒め物や揚げ物、サラダなどに使われます。今日は太陽の光をたくさんあびた旬のグリーンアスパラガスが、クリームシチューに入っています。味わっていただきましょう。
4月14日(月)
ご飯・牛乳・ビビンバ・トックスープ
今日は、「ビビンバ」の話をします。ビビンバは、韓国の代表的なご飯料理の一つです。ビビンバは正しくは、「ビビムパム」といいます。「ビビム」は混ぜ合わせるという意味で、「パム」は、ご飯のことです。肉・野菜の具を入れ、韓国の甘辛いみそのコチジャンやごま油を使います。韓国ではビビンバの、ご飯の上に盛られる具は、5種類とされているそうです。給食では、豚肉・切り干し大根・ほうれん草・にんじん・太もやしの5種類の具が入っています。ご飯に混ぜていただきましょう。
4月11日(金)
減量ご飯・牛乳・ちくわの天ぷら・和風カレーうどん・ちりめんキャベツ
今日は、「天ぷら」の話をします。天ぷらは、魚介類や野菜などの食材に、小麦粉を使った衣をつけて油で揚げた料理です。油で揚げることで食材の余分な水分を飛ばし、サクサクとした食感になります。今では日本を代表する料理ですが、実はポルトガルから伝わった料理が始まりです。今日はちくわを、給食室で一つずつていねいに衣をつけて、天ぷらにしています。和風カレーうどんと一緒に、味わっていただきましょう。
今日から給食がスタート。今年も安心・安全で美味しい給食の提供を心がけていきます。みなさんしっかり味わってください!