10月の献立
10月31日(金)
ご飯・牛乳・キムタクご飯の具・もやし炒め・じゃがいものみそ汁
今日は、「キムタクご飯」の話をします。「キムタクご飯」は、韓国の漬物「キムチ」と日本の漬物「たくあん」を使った混ぜご飯です。山に囲まれた長野県では、昔から漬物をよく食べてきました。しかし、最近は子どもたちの漬物ばなれが進んでいることから、おいしく食べてもらうために塩尻市の給食の献立として考えられたのが「キムタクご飯」です。たくあんを使うことにより甘味が加わり、おいしくなります。今では、学校給食の人気メニューです。ご飯に混ぜていただきましょう。
10月30日(木)
減量パン・牛乳・ペンネのトマトクリーム・海そうサラダ・チョコクリーム
今日は、「ペンネ」の話をします。ペンネはスパゲティやマカロニと同じパスタの仲間でイタリア生まれの食材です。パスタはデュラムセモリナという種類の小麦粉を使うので少し黄色っぽいのが特徴です。ペンネはイタリア語で「ペン」という意味で、ペン先のようにとがっていることからこの名前がつきました。今日は、トマトクリームソースをからめています。味わっていただきましょう。
10月29日(水)
ご飯・牛乳・豚じゃが・あさりのしぐれ煮
今日は、「あさり」の話をします。あさりは、海の浅い所にいて、砂浜をあさってとることから「あさり」と名付けられました。あさりには、体の血液を作るもとになる「鉄分」という栄養が多く含まれていて、体で吸収されやすいのが特徴です。血液は、私たちの体の中で少しずつ新しく、つくりかえられています。今日は、あさりを甘辛く煮込んだ「しぐれ煮」です。残さずいただきましょう。
10月28日(火)
パン・牛乳・棒ぎょうざ・小松菜の中華炒め・中華スープ
今日は、「棒ぎょうざ」の話をします。棒ぎょうざは、よく食べられるぎょうざとは形が異なり、具を大きな四角い皮で棒状に巻いて作られます。中国や台湾でよく食べられており、日本では埼玉県宮代町の「みやしろ棒ギョーザ」のように地域の名物として親しまれているところもあります。焼いて食べることが多いですが、給食では揚げているので、パリパリの皮を楽しむことができます。
10月27日(月)
ご飯・牛乳・いわしのおかか煮・煮びたし・さつまいものみそ汁
今日は、「いわし」の話をします。いわしは、世界各地の陸に近い海で群れになって泳いでいます。傷むのが早いことや、他の魚に比べて弱い魚であることから、「弱し」と呼ばれていましたが、その「弱し」が変化して「いわし」という名前になったそうです。血や肉のもとになるたんぱく質を多く含み、脂は血液をサラサラにしてくれます。今日は、かつお節や土しょうがと一緒にゆっくり煮付けました。残さずいただきましょう。
10月24日(金)
ご飯・牛乳・そぼろどんぶり・いり卵・豆腐のみそ汁
今日は、「そぼろどんぶり」の話をします。みなさんは「そぼろ」がどんなものか知っていますか。豚肉・鶏肉・牛肉のミンチや、魚・卵などをパラパラになるまで炒め、味をつけたものです。そのままご飯に乗せたり、おにぎりの具にしたりします。今日は、豚ミンチや細かく切ったごぼう・土しょうがを甘辛く味付けしています。また、いり卵もついています。そぼろといり卵を上手にご飯に盛り付けていただきましょう。
10月23日(木)
パン・牛乳・チキンナゲット・ポテトサラダ・ミネストローネ
今日は、「チキンナゲット」の話をします。チキンナゲットは、鶏肉を小さく切ったり、ミンチにしたりして、衣をつけて油で揚げて作られます。「ナゲット」は、英語で「天然の金のかたまり」を意味します。チキンナゲットの形が金のかたまりに似ていることから、チキンナゲットという名前がついたとされています。人気メニューのチキンナゲットを味わっていただきましょう。
10月22日(水)
ご飯・牛乳・ホイコーロー・スーミータン・高菜ちりめん
今日は、「スーミータン」の話をします。中国語で「スーミー」は“とうもろこし”、「タン」は“スープ”を意味し、スーミータンは、ふわふわの卵と甘味たっぷりのとうもろこしが入った中華風コーンスープのことです。今日のスーミータンには、チンゲン菜や玉ねぎなどの野菜をたっぷり使っているので、体の調子を整えるビタミンや、お腹の調子をよくしてくれる食物せんいが多く含まれています。味わっていただきましょう。
10月17日(金)
ご飯・牛乳・ポークカレー・コールスローサラダ・福神漬
今日は、「コールスローサラダ」の話をします。コールスローサラダは、キャベツをせん切りまたはみじん切りにして作るサラダです。「コールスロー」という名前は、オランダ語で「キャベツサラダ」という意味の「コールスラ」がもとになっています。体の調子を整え、病気に負けない体を作るビタミンCを多く含むキャベツを使ったコールスローサラダを味わっていただきましょう。
10月16日(木)
パン・牛乳・プレーンオムレツ・チリコンカン・コンソメスープ
今日は、「チリコンカン」の話をします。チリコンカンはミンチ肉やトマト、豆などを煮込んだメキシコ料理です。ご飯やパンのほかに、とうもろこし粉や小麦粉で作った生地を薄く焼いたトルティーヤと一緒に食べられます。給食では、豚ミンチや大豆・じゃがいも・玉ねぎ・にんじん・コーンをトマトケチャップなどで煮込んでいます。パンと一緒においしくいただきましょう。
10月15日(水)
ご飯・牛乳・ビビンバ・トックスープ・棒ソーセージ
今日は、「ビビンバ」の話をします。ビビンバは、韓国の代表的なご飯料理の一つです。ビビンバは正しくは、「ビビムパム」といいます。「ビビム」は混ぜ合わせるという意味で、「パム」は、ご飯のことです。ごま油で肉・野菜の具を炒め、コチジャンなどの調味料で味つけしています。また、トックスープも韓国料理の一つです。今日は韓国料理のビビンバとトックスープを味わっていただきましょう。
10月14日(火)
減量パン・牛乳・かき揚げ・かやくうどん・ミルククリーム
今日は、「かき揚げ」の話をします。かき揚げは、野菜や魚介類などの材料を小さく切ったものを小麦粉で作った衣でまとめ、油で揚げた日本料理の一つです。材料をかき混ぜて、揚げることから「かき揚げ」と呼ばれるようになったそうです。天つゆや塩をつけたり、うどんやそばにのせたり、そのまま食べたり、いろいろな食べ方をします。今日のかき揚げは、調理員さんが一つ一つていねいに手作りしています。よくかんでいただきましょう。
10月10日(金)
ご飯・牛乳・豚肉のしょうが炒め・じゃがいもとひじきの煮物・えのきたけのみそ汁
今日は、「じゃがいもとひじきの煮物」の話をします。「じゃがいもとひじきの煮物」は、山梨県の郷土料理です。「海のものと山のものを使い、山開きをお祝いする」というのがもともとの始まりとされており、100年以上前から食べられています。現在も富士登山の安全と無事を願って、7月1日の山開きの日に食べられています。味わっていただきましょう。
10月9日(木)
パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・キャベツのカレーソテー・コーンポタージュ
今日は、「キャベツのカレーソテー」の話をします。キャベツのカレーソテーはキャベツを油で炒め、カレー粉・コンソメ・こしょうで味付けをしています。キャベツは、生のままではたくさん食べることは難しいですが、ゆでたり、炒めたり加熱すると、かさが減って食べやすくなります。スパイスのきいたキャベツのカレーソテーを味わっていただきましょう。
10月8日(水)
ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・きのこご飯の具・豚汁
今日は、「きのこ」の話をします。秋を代表するきのこの仲間は、まつたけ・しいたけ・しめじ・えのきたけ・まいたけ・なめこなどいろいろあります。たおれた木や、木の切り株などに生えたことから、木の子ども「木の子」と言われるようになったそうです。きのこには、お腹の調子をよくしてくれる食物せんいが多く含まれています。今日は、干ししいたけ・しめじ・えのきたけの3種類が使われています。きのこご飯の具をご飯に上手に混ぜていただきましょう。
10月7日(火)
パン・牛乳・コーンしゅうまい・五目スープ・大学芋
今日は、「大学芋」の話をします。大学芋は、切ったさつまいもを油で揚げ、甘いみつをからめて黒ごまをまぶした料理です。大正時代から昭和の初め頃、大学生たちにとても人気があったので、大学芋という名前がついたそうです。さつまいもは、熱や力のもとになる黄色のなかまの食べ物で、ビタミンCを多く含んでいます。また、食物せんいが多いので、お腹の調子をよくしてくれます。今が旬のさつまいもを味わっていただきましょう。
10月6日(月)
ご飯・ハンバーグのてり煮・大和まなの煮物・にゅうめん・月見団子
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。にゅうめんは、奈良県の郷土料理です。煮物には大和野菜の大和まなを使用しています。大和まなの葉には大根の葉に似た切れ込みがあり、やわらかく、甘味が強いのが特徴です。また、今日は十五夜です。お月見は、秋の実りに感謝の気持ちをこめて、稲穂に見立てたすすきをかざり、団子や里芋などの丸い食べ物をお月様にお供えします。今日の給食は、お月見にちなみ、うさぎの形をしたハンバーグと月見団子です。感謝していただきましょう。
10月3日(金)
ご飯・牛乳・豚肉のすき焼き・にんじんちりめん
今日は、「すき焼き」の話をします。すき焼きとは、肉や野菜などを鍋で焼いて、しょうゆや砂糖で甘辛く煮て食べる料理です。昔、田畑で使う道具の「すき」の部分を、鉄板の代わりにして焼いて食べたことから、「すき焼き」と呼ばれるようになったそうです。玉ねぎ・白菜・水菜・白ねぎなどの野菜がたっぷり入った豚肉のすき焼きをおいしくいただきましょう。
10月2日(木)
パン・牛乳・ポークコロッケ・ボイルキャベツ・かきたまスープ
今日は、「コロッケ」の話をします。コロッケは、フランスの「クロケット」がなまった呼びかたです。明治の初めごろに日本に伝わり、明治から大正にかけて家庭料理として広まりました。つぶしたじゃがいもに、細かくした肉や魚、玉ねぎなどの野菜を混ぜて丸くまとめ、パン粉をつけて油で揚げた料理です。ボイルキャベツと一緒においしくいただきましょう。
10月1日(水)
ご飯・牛乳・デジカルビ・わかめスープ・魚ふりかけ
今日は、「デジカルビ」の話をします。デジカルビは、韓国の家庭料理で、「デジ」は豚肉、「カルビ」はあばら骨のことで、骨のまわりの肉を食べる豚肉料理という意味があります。給食の「デジカルビ」は、豚肉と韓国のもち「トッポギ」やキャベツ・玉ねぎ・にんじん・にら・白菜キムチなどの野菜を、コチジャンで味つけしています。肉と野菜の栄養がたっぷり入ったデジカルビを味わっていただきましょう。