〇 6月の献立
6月30日(月)
減量ご飯・牛乳・きざみうどん・ちくわの天ぷら・のりふりかけ
今日は、「だし」の話をします。だしは、和食に欠かせません。種類はさまざまで昆布・かつお節・うるめ節・煮干し・干しえび・干ししいたけなどのだしを料理によって使い分けています。食材を乾燥させてから使うので、煮出すことで汁に「うま味」がでてきます。おいしさの秘密は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の五つの味が合わさることです。だしにはそれぞれの食材のうま味が多く含まれています。給食のきざみうどんは、昆布とうるめ節のだしです。うま味をたっぷり含んだきざみうどんを味わっていただきましょう。
6月27日(金)
ご飯・牛乳・ポークカレー・ごぼうサラダ
今日は、みなさんが大好きな「カレー」の話をします。みなさんはカレーの種類がどれくらいあるか知っていますか?給食だけでもたくさんの種類のカレーが登場しますね。豚肉を使ったポークカレー、牛肉を使ったビーフカレー、ひき肉を使ったキーマカレー、夏野菜を使った夏野菜カレー、汁気が少なく、大豆を使ったビーンズドライカレーもありますね。また、カレーはご飯の上にかけるだけでなく、うどんを入れ、カレーうどんにしたり、パンの中に入れて、カレーパンにしたりします。今日のカレーは豚肉を使ったポークカレーです。味わっていただきましょう。
6月26日(木)
パン・牛乳・揚げぎょうざ・こんにゃくみそラーメン・いちごとりんごのジャム
今日は、「こんにゃく麺」の話をします。今日のラーメンに入っている麺は、こんにゃくから作られています。こんにゃく麺は小麦粉で作られた麺とは違い、時間がたっても伸びないのが特徴です。また、こんにゃく麺に使われているこんにゃくにはお腹のそうじをしてくれる食物せんいがたくさん含まれています。よくかんでいただきましょう。
6月25日(水)
ご飯・牛乳・だしまき卵・高野豆腐のそぼろどんぶり・かぼちゃのみそ汁
今日は、「かぼちゃ」の話をします。「かぼちゃ」は夏から秋に収穫されますが、丸のままの状態であれば、長く保存ができる緑黄色野菜です。カロテンが多く、私たちの皮膚やのどの粘膜などを健康に保ってくれます。そのため、カロテンの多いかぼちゃを食べると、ウイルスなどに負けない丈夫な体をつくることができます。今日の給食も残さずいただきましょう。
6月24日(火)
パン・牛乳・チキンナゲット・ツナとひじきのサラダ・コーンスープ
今日は、「ひじき」の話をします。ひじきは古くから食べられてきた海そうの一つで、春から夏が旬です。葉の部分を使った芽ひじきと茎の部分を使った長ひじきがあります。芽ひじきの方がやわらかく、長ひじきの方が歯ごたえがあります。ひじきには、骨や歯を丈夫にする働きのあるカルシウムや、お腹のそうじをしてくれる食物せんいがたくさん含まれています。今日は、ひじきをサラダにしています。ドレッシングをかけて、残さずいただきましょう。
6月23日(月)
ご飯・牛乳・豆腐チャンプルー・もずくスープ・魚ふりかけ・シークワーサーゼリー
今日は、6月23日の「沖縄慰霊の日」にちなんだ献立です。豆腐チャンプルーは沖縄県の郷土料理です。「チャンプルー」とは、「豆腐と季節の野菜の炒め物」のことで、家庭でも手軽に作られています。もずくは、他の藻に付いて成長することから「藻に付く」という意味で「もずく」と呼ばれるようになりました。沖縄県では、もずくを人の手で育てる養殖が盛んに行われています。また、沖縄県の特産品の「シークワーサー」を使ったゼリーも登場します。味わっていただきましょう。
6月20日(金)
ご飯・牛乳・白身魚のかぼすソースかけ・キャベツのごま炒め・かしわ汁
今日は、「食育の日」の献立です。6月は、大分県の郷土料理が登場します。かしわ汁は、鶏肉・ごぼう・ねぎなどを中華スープで煮込んだ汁物です。鶏肉の旨みがしっかりと出ており、具材もたっぷりで食べ応えがあります。また、白身魚のかぼすソースかけのかぼすは、大分県の特産品です。かぼすは、甘味よりも酸味が少し強く、さわやかな香りが特徴で、魚や肉など素材本来の味を引き立たせます。味わっていただきましょう。
6月19日(木)
減量パン・牛乳・ペンネのトマトクリーム・海そうサラダ・チョコクリーム
今日は、「ペンネ」の話をします。ペンネは小麦粉を練って作ったイタリアの麺類の一種で、斜めに切ったペンの先のような形のマカロニのことを言います。ペンネの表面には細かな溝があり、デコボコしていて、穴がマカロニよりも大きいため、ソースが絡みやすいのが特徴です。今日は、トマトクリームソースであえています。味わっていただきましょう。
6月18日(水)
ご飯・牛乳・プルコギ・切り干し大根のナムル・トックスープ
今日は、「プルコギ」の話をします。プルコギは韓国の代表的な肉料理で、韓国語で「プル」は「火」、「コギ」は「肉」という意味の言葉です。韓国では、真ん中が山のように盛り上がった「プルコギパン」という鍋を使って調理します。調味料やにんにくを混ぜたタレで肉に下味をつけ、野菜と一緒に、鍋の盛り上がった部分で焼きます。もともとは牛肉を使うのが一般的でしたが、今では、豚肉や鶏肉を使うなど、いろいろな食べ方があります。今日は、豚肉と野菜を炒めたプルコギです。味わっていただきましょう。
6月17日(火)
パン・牛乳・プレーンオムレツ・グリーンサラダ・コンソメスープ・ヨーグルト
今日は、「きゅうり」の話をします。きゅうりは、かぼちゃ・ゴーヤ・冬瓜と同じウリ科の野菜で、花の色や形が似ています。水分がとても多い野菜でカリウムも多く含まれているので、暑さで疲れた体の調子を整えてくれます。サラダや酢の物、漬物など生で食べることが多いですが、今日は、キャベツ・とうもろこしと一緒にさっとゆで、サラダにしています。ドレッシングをかけていただきましょう。
6月13日(金)
ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・奈良あえ・豚汁・のりのつくだ煮
今日は、「奈良漬」の話をします。名前の通り、奈良漬は奈良県で考えだされた漬物です。昔、お酒は仏様への供え物としてお寺で作られていました。奈良漬は米からお酒を作ったあとの搾りかすに、うりなどの野菜を漬けて作ります。奈良県には世界遺産に登録されるほど、有名なお寺が多く、奈良漬は全国に知られるようになりました。今日は、奈良県の郷土料理の奈良あえに入っています。味わっていただきましょう。
6月12日(木)
パン・牛乳・かぼちゃひき肉フライ・じゃがいもとツナの炒め物・米粉マカロニのミネストローネ
今日は、「米粉マカロニ」の話をします。「米粉マカロニ」には、奈良県産のお米を粉にした米粉を使っています。米粉は、いろいろな料理やお菓子に使われます。米粉マカロニは、小麦粉で作られたマカロニと比べて「もちもち」とした食感で、主に体を動かすエネルギーのもとになる食べ物です。今日は、星の形をした米粉マカロニをたっぷりの野菜と一緒に煮込んでミネストローネにしています。味わっていただきましょう。
6月11日(水)
ご飯・牛乳・さばのしょうが煮・きらずの煮物・奈良なすのみそ汁
今日は、「なす」の話をします。今日のみそ汁には大和野菜の「大和丸なす」が使われています。なすは、ぬか漬けや、煮びたしなどの和食はもちろん、マーボーなす・スパゲティ・カレーなど中華や洋風の料理にもよく合います。なすは肉や野菜などのうまみを吸い込む役目をするので、味がしみて、おいしくいただくことができます。今が旬のなすを味わっていただきましょう。
6月10日(火)
パン・牛乳・奈良大豆のポークビーンズ・コールスローサラダ・ブルーベリージャム
今日は、「大豆」の話をします。今日の給食には、奈良県で収穫された大豆が入っています。奈良県で大豆が主に栽培されているのは桜井市や田原本町です。今日の給食の大豆は、サチユタカという品種で豆の香りと甘味が強く、豆その物の味が楽しめます。煮炊きしても形崩れしにくく早く煮えるのが特徴です。また、大豆には、たんぱく質が多く含まれているため「畑の肉」とも呼ばれています。体に良い大豆がたっぷり入った「ポークビーンズ」を残さずいただきましょう。
6月9日(月)
ご飯・牛乳・奈良の酒かすみそ炒め・片平あかねちりめん・すまし汁
今日は、「片平あかね」の話をします。片平あかねは、奈良市の隣にある山添村の片平地区で古くから作られている「大和野菜」です。片平あかねは、にんじんのような形ですが、実はかぶの仲間です。根の先まで細長く皮が赤いのが特徴です。収穫の時期が11月から12月と短いので、甘酢漬けにして保存します。今日は、片平あかねとちりめんじゃこを炒めた「片平あかねちりめん」です。そして、今週は奈良県の食材を積極的に取り入れた「地産地消ウィーク」です。地元の味に親しみながら、味わっていただきましょう。
6月6日(金)
ご飯・牛乳・チャプチェ・かきたまスープ・アセロラゼリー
今日は、「チャプチェ」の話をします。チャプチェは、昔の韓国で食べられ始めた料理です。昔のチャプチェは切った野菜・きのこ・たけのこを甘辛く味付けしたものでしたが、のちに春雨も使われるようになりました。給食のチャプチェは、豚肉・玉ねぎ・にんじん・春雨・にらをコチジャンで甘辛く味付けしています。味わっていただきましょう。
6月5日(木)
パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・こふきいも・にんじんのポタージュ
今日は、「じゃがいも」の話をします。じゃがいもは、江戸時代にインドネシアのジャガトラから長崎県に伝えられました。ほくほくとした「男爵いも」、しっとりとした「メークイン」がよく使われています。他にも、黄色い「きたあかり」や紫色の「アンデスレッド」などいろいろな種類があります。今日のこふきいもは、メークインを使用しています。残さずいただきましょう。
6月4日(水)
ご飯・牛乳・いわしフライ・きんぴらごぼう・ちゃんこ汁
今月のめあて「よくかんで食べよう」の話をします。6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。みなさんはよくかんで食べていますか?よくかむと良いことが3つあります。一つ目は、消化をよくしてくれることです。二つ目は、歯やあごが丈夫になることです。三つ目は、脳への血の流れがよくなり、脳の働きを活発にしてくれることです。今日の献立には、みなさんによくかんで食べてもらうように、いわしフライときんぴらごぼうがあります。よくかんでいただきましょう。
6月3日(火)
パン・牛乳・豚肉のさっぱり炒め・ボイルサラダ・クラムチャウダー
今日は、「クラムチャウダー」の話をします。クラムチャウダーは、アメリカで親しまれているスープの一つで、クラムはあさりなどの「二枚貝」、チャウダーは具だくさんのスープのことで、「大鍋、煮込み」という意味もあります。白身魚が入ったものはフィッシュチャウダー、スイートコーンの入ったものはコーンチャウダーなど、いろいろな種類があります。あさりと野菜の旨味がいっぱい詰まったクラムチャウダーを残さず食べましょう。
6月2日(月)
ご飯・牛乳・ハンバーグのてり煮・にんじんちりめん・豆腐のみそ汁
今日は、クイズをします。私の名前は何でしょう?
ヒント1:給食には毎日のように登場します。
ヒント2:根の部分を食べる野菜です。
ヒント3:うさぎや馬も大好きな食べ物でオレンジや赤色をしています。
答えは、にんじんです。今日は、ちりめんじゃこと一緒に炒めています。にんじんには、病気に負けない体を作るカロテンが多く含まれています。よくかんでいただきましょう。